昨年10月末の中国共産党第18期中央委員会第5回全体会議(五中全会)で提起された革新、調和、グリーン、開放、共有という「5大発展理念」に触れ、第4次産業革命の概念に共通するものがあるとも指摘。第4次産業革命の中でも革新は特に重要だが、革新が進むことで一定程度の負の影響が発生することは避けられない。インターネットに不慣れな人の多くは今以上に貧しくなるなど、「共有」というのが非常に重要になってくるほか、世界的にグリーンエコノミーは共通認識として醸成されており、政府と企業の一段の協調が欠かせなくなっているとの見方を示した。
その上で、この10年間、中国は経済発展に伴い、徐々に国内の均衡化と調和が進んできたとして、「将来的に第4次産業革命の先駆者として、世界経済の発展のためにより大きな貢献を果たすだろうと確信している」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月27日