横琴、150件以上の改革措施を実施

横琴、150件以上の改革措施を実施。

タグ: 横琴

発信時間: 2016-06-28 09:17:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

横琴自由貿易エリアの発足からすでに1年余りが経過した。この1年余りの期間に、横琴では実に、150件以上の改革・革新措置が実施された。そのうちの1件は、「最良実践事例」に選出された。南方都市報記者が横琴側から得た情報によると、横琴は今年、国際知的財産権保護連盟や「証照分離」(工商部門による営業許可証と主管部門による経営許可証の分離)改革、24時間の汚職通報制度など9件の改革・革新措置を打ち出す計画だ。国際化・法治化・市場化・便利化されたビジネス環境の構築では、世界銀行の評価体系に照らして審査・認可の時間を縮減する。

150件以上の改革措置が実施

横琴自由貿易試験エリアは昨年4月23日、正式に発足した。

横琴新区管理委員会の牛敬主任によると、横琴の域内総生産は2015年、前年比36.7%増の91億8700万元に達した。公共予算収入は前年比39.7%増の37億8千万元、固定資産投資は前年比17.43%増の289億8300万元に達した。今年第1四半期の横琴の域内総生産は前年同期比15%増の13億4千万元、公共予算収入は同比21.2%増の12億3千万元、固定資産投資は同比15%増の69億3千万元だった。横琴自由貿易区が実行した改革・革新措置は過去1年で150件を超え、このうち全国に先駆けて打ち出された「政府スマート化監督管理サービス新モデル」は全国自由貿易試験区の「最良実践事例」に選ばれた。さらに6件の事例は、広東省自由貿易試験区の最初の制度革新事例(17項)のうちに選ばれた。また17件の革新措置は、広東省初の複製・普及可能な経験(27件)の重要な一部となり、6件が珠海市での複製・普及の対象となった。

マカオ実業界の大物も横琴を評価

マカオ人実業家の盧偉石と欧家威の投資を受けた「横琴鉅星匯商業広場プロジェクト」の起工式では、矩聯実業の執行董事兼董事総経理の呉国寿氏が、「まだ様子見しているマカオ企業には、早く来て参加するように呼びかけたい。生気に満ちた横琴の地では現在、マカオ企業が一つまた一つと伝説を作り出している」と語った。横琴の投資環境とビジネスの雰囲気はマカオとは異なるため、横琴産業パークに入る前はさまざまな不安を持ち、どこから手をつけていいか考えあぐねた。だがプロジェクトが始まると、各方面の支援を受けて迅速に推進し、横琴自由貿易区の開発・建設への参加に対する自信が高まったという。

横琴は今年年初、広東・マカオの協力プロジェクト12件をいっきに始動し、さらに4件の締結式を行った。16件のプロジェクトの総投資額は合計600億元を超えた。横琴自由貿易区は、マカオ産業の多元化を促進するプラットフォームとの位置づけがなされており、投資もマカオ企業によるものが中心となる。十三五(第13次5カ年計画、2016-2020)期間は、広東・マカオ協力産業パークの起工に伴い、より多くのマカオ企業が横琴に進出し、横琴の産業の主力となっていく見通しだ。中国・ラテンアメリカ諸国の経済・貿易・文化協力交流プラットフォームの構築では、横琴は今後、マカオとさらなる協力を展開し、第1回中国・ラテンアメリカ諸国博覧会の年内開催に努力し、横琴をこの博覧会の半永久的な開催地とするための取り組みを進める。マカオ企業と連携し、チリやペルー、ブラジルなどのラテンアメリカ諸国への横琴自由貿易区の海外経済貿易代表事務所の設立を急ぐ。中国・ラテンアメリカ諸国電子商取引産業基地を計画・建設し、ラテンアメリカ諸国に向けた第三者プラットフォームとインターネット商業・貿易業の集中したエリアを発展させる。中国・ラテンアメリカ諸国産業協力モデルパークの計画案の仕上げをはかる。

横琴の登録企業数は現在、自由貿易エリア発足前の5倍にのぼる1万7481社に達し、月平均1100社以上のスピードで増えている。企業の登録資本の総額は8153億元を超えている。このうち金融系企業は2557社で、登録資本は2587億元。誘致が決まったまたは商談中の世界トップ500社は63社、国内トップ500投資プロジェクトは98社で、82件の重点プロジェクトの総投資額は3200億元を超えている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月28日

TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。