「第2回国営企業管理・財務管理イノベーションサミット」が間もなく北京で開催される。財政部副部長で中央財経リーダーグループ弁公室の副主任である朱光燿氏が、杭州で開催されるG20サミットの進捗状況について明かした。22、23日に行われたG20財務大臣・中央銀行副総裁会議において、各国代表たちは投資やインフラ建設、金融改革、グローバル経済のバランスのとれた成長促進、グリーンファイナンスや反テロ金融などの議題について深く討論した結果、幅広い範囲で共通認識に達したとした上で、7月に開催されるG20財務大臣・中央銀行総裁会議で報告が提出された後、G20サミットでその成果が報告される方向であることを述べた。
朱光燿氏によると、6月22、23日にアモイで開催されたG20財務大臣・中央銀行副総裁会議では、以下の議題について有意義な討論がなされたという。
第一に、グローバル経済とG20参加国のマクロ経済政策が本会議の主要な議題となった。
第二に、会議では成長を促す柱となる政策提案、特に経済構造改革の推進に関する政策提案について議論がなされた。G20参加国が同意する経済構造改革の主要な分野、経済構造改革のマニュアル、経済構造改革の成果を測る指数などが、今回の会議で基本的共通認識に達した。