また、「この青写真は世界の経済成長に向け新たな力強い原動力を探し当てるだけでなく、関連分野についても一連の具体的な行動計画を策定するものだ。中国側は議長国として、理念とロードマップ、計画を打ち出す必要がある。我々の理念の実現に向け、一連の行動計画を策定、制度設計に注力し、世界の成長に向け共に新たな道を切り開く」と強調した。
清華大学の李稲葵教授は、今回のG20最大の革新ポイントは、中国側が主催する貿易部長会議だと指摘する。杭州G20サミットでは幅広い議題についての議論に期待するとし、英国のEU離脱など直近の問題解決から長期的な検討課題の策定まで、今後の発展に向けた基盤固めが必要だと述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月28日