中国の李克強総理は13日午後、専用機で北京を発ち、モンゴルの首都ウランバートルに向かった。李総理は13~16日の日程でモンゴルを公式訪問し、ウランバートルで開かれる第11回アジア欧州会合首脳会議(ASEM11サミット)に出席する。写真はウランバートルの政府宮殿でモンゴルのエルデネバト首相と2国間協力協議の調印を見守る様子。
李総理はASEM11サミットで「中国の提案」を説明する。今後のアジア欧州協力に新たな考え方を提起し、多くの「中国的要素」を打ち出すことで、地域協力の促進に向けた中国の役割をより良く発揮し、国際社会での中国の発言権向上を図る。
今年はASEM設立20周年にあたるが、中国の総理は毎回欠かさず出席している。中国はアジアと欧州の協力強化を重視しているだけでなく、それに向けた実務的で先見性に富む意見と構想を提議している。