英メディアによると、世界の富豪の数が昨年、中日両国を中心に1500万人以上に増加した。2015年に株式市場が暴落したのにもかかわらず、中日両国の富豪はさらに裕福になっているようだ。キャップジェミニが発表した世界富豪レポートによると、富豪の人数にせよ資産額にせよ、アジア太平洋地域が初めて北米地域を抜いた。 英紙「ガーディアン」ウェブサイトの6月23日付記事によると、2015年の富豪(住居、芸術品、クラシックカーなど収蔵品を除く投資資産額が少なくとも100万ドルの人)の数は5%近く増え、1540万人になった。
株式による収益に加えて不動産価格の上昇から、世界の富豪が持つ資産額は4%増加し、58兆7000億ドルとなった。ただし、北米地域の富豪の資産増加速度は昨年大幅に減速し、ブラジルとロシアでは富豪数と資産額が共に減少している。 アメリカの富豪の数は依然として最も多く450万人弱。日本は2位で270万人。次がドイツで120万人。中国は4位で100万人。5位はイギリスで55.28万人だった。