中国国家発展改革委員会(発改委)によると、「十三五」(第13次5カ年計画、2016-2020年)期間中に中国は都市群建設を全力で推進し、都市化の進展を加速させる方針だ。「経済参考報」が伝えた。
「十三五」期間に中国は19の都市群を建設する計画だ。有名な長江デルタ都市群、長江中流域都市群計画のほかに、北部湾と中原の都市群計画も年内に策定される見通しで、「十三五」期の計画のうち約3分の1が完成する見込み。都市群の建設計画はこれまでの経験を参考に進められるという。
発改委担当者は、都市群の建設を進める過程で、今後は都市群間の協議に関する仕組みの構築が不可欠だと指摘する。都市群の意義は地域の共同的発展と協力にある。長江デルタの成熟した協議制度は参考にすべきで、今後の都市群建設で真っ先に水平展開できる事例だとしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年6月29日