鉄道建設の「アップグレード版」、巨額の投資を生む

鉄道建設の「アップグレード版」、巨額の投資を生む。

タグ: 鉄道建設 アップグレード

発信時間: 2016-07-03 11:24:21 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

李克強総理は29日に国務院常務会議を主宰し、「中長期鉄道網計画」を原則的に可決した。鉄道発展の規則を順守し、経済・社会効果に共に配慮し、鉄道インフラネットワークを拡大し、道路・航路・航空などを効果的に結びつける総合交通輸送システムを構築する。隣接する中・大都市間の1−4時間交通圏、都市群内の0.5−2時間交通圏を実現する。

業界関係者は、「上述した目標を実現するためには、中国鉄道交通建設に巨額の投資が必要だ。2016年に鉄道の8000億元の固定資産投資を終えなければならず、さらに今後5年間に渡り中国の都市部レール交通の投資を約1億8400万元追加する必要がある」と予想した。

計画によると、2016年に鉄道の8000億元の固定資産投資を終える必要がある。専門家によると、中国の鉄道投資は今後もこの水準を維持することになる。

中国の都市レール交通の建設空間は広大だ。都市レール交通の専門家によると、中国の都市レール交通の営業距離は2020年に7400キロに達し、新規投資が約1億8400万元にのぼる見通しだ。一部の2・3級都市も都市レール交通建設の大軍に入れば、第13次五カ年計画期間(2016−20年)の投資額は、さらに予想を上回ることになる。

資料によると、国家はすでに40都市のレール交通建設計画を批准しており、その計画中の営業距離は約8500キロ。都市レール交通の新設規模は2020年までに5000キロに達し、年平均成長率は20%を超える見通しだ。

UBS銀行交通輸送・インフラ業界アナリストの徐賓氏は、上海証券報に対して「2016−20年の年平均鉄道固定資産投資は8100億元に達し、2011−15年比で15%増となる。今後5年間の都市レール交通の年平均固定資産投資は、2015年比で76%増になる。都市レール交通投資は、第13次五カ年計画期間に、鉄道投資を上回る見通しだ」と予想した。

徐氏は注目されている資金問題について、鉄道の資金調達は問題ないと述べた。

徐氏は、「国家・地方鉄道発展基金は資金調達の手段の一つだ。他にも官民連携(PPP)モデルが広く採用され、鉄道改革も鉄道プロジェクトの投資と収益を後押しする」と指摘した。

中国工程院の王夢恕氏も、鉄道建設は国と国民に利するインフラプロジェクトであり、国家がさまざまな政策により支援することが予想されるとした。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月3日

 

 

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