中国のコンピュータゲーム、最も優れた文化輸出品＝海外メディア
中国のコンピュータゲーム、最も優れた文化輸出品＝海外メディア。
タグ： 中国ゲーム
発信時間： 2016-07-11 16:31:55 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
オーストラリアの『シドニー・モーニング・ヘラルド』は7月10日、「コンピュータゲームが中国の最も優れた文化輸出品になる」と題する記事を掲載した。
中国のIT大手、騰訊（テンセント）はフィンランドのゲーム開発会社スーパーセルを買収後、世界で1000億米ドルに上るコンピュータゲーム市場を支配する販売会社となった。ただ、今回の買収が長い影響を及ぼすのは経済面ではなく、文化関連になるだろう。
ここ数年にわたり中国はクリエイティブ事業を手がける企業に巨額の補助を行い、海外で発揮する「ソフトパワー」に目を付けている。この措置はまだ大きな成果を上げていないが、中国のコンピュータゲーム産業は昨年から世界トップに上り詰め、最も価値ある文化輸出品の一つとなって、中国の娯楽産業としてはこれまでにない成功を収めるのかもしれない。
中国で流行しているコンピュータゲームの大多数は国内の開発会社が海外ゲームをアレンジしたものだが、従来タイトルをベースとしたゲームは依然として人気を受け、進化もしている。また、映画やテレビと異なり、中国のゲーム会社は基本的に審査を受けずに自由な創作活動が可能だ。中国のゲーム開発会社はこれまで、急成長する国内市場に力を注ぎ、海外のゲーマーを軽視してきた。ただ、市場の急成長が終わりに近づくにつれ、シェアを拡大するために海外へ目を向ける必要性が出て来た。
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