G20貿易相会合が共同声明を採択 貿易投資に新たな指針

G20貿易相会合が共同声明を採択 貿易投資に新たな指針。 20カ国・地域(G20)の貿易相会合が10日に上海で、史上初となる貿易相共同声明を採択し閉幕した。議長を務めた中国商務部の高虎城部長は記者会見で、会議では「3つの文書」を承認し、「2つのコンセンサス」が成立、歴史的な成果が上がったと述べた。具体的には、会議は「G20貿易投資ワーキンググループの職務内容」を承認し、G20貿易投資政策協力の制度化を実現。業界関係者はこれについて、「先ずプラットフォームを整備したうえで、低迷する貿易投資の現状改善に向け、具体的な事項について多角的に実行可能なプランについて議論し、協調推進していく方法だ」と指摘した…

タグ: G20

発信時間: 2016-07-12 14:59:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

高虎城部長はG20の主な役割について、「近年は、危機対応型から長期的な秩序構築に変わってきている」と指摘。貿易投資の重要な役割が日増しに明らかになり、金融、財政に次ぐG20の協力枠組みの1つの柱になっているという。

ある業界関係者は「指導原則」について、「今回の会議の成果で最も難しく、且つ価値あるもので、国際投資政策の憲法に相当する」と評価。今後の多国間投資協定の重要な基盤となり、関連の交渉妥結への一歩になるとしている。

「指導原則」には具体的に、◇グローバル投資の保護主義への反対、◇開放的・非差別的・透明で予見可能性の高い投資政策環境の構築、◇投資保護の強化、◇政策策定の透明度確保、◇投資促進と持続的発展の推進、◇投資家と企業の責任、――など9つの原則が盛り込まれた。

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