中国のどの都市の人が最もネット通販にはまっているか。沿岸部の広東省と送料無料地域になっている江蘇省、浙江省、上海市がトップ4に入る。ユーザーの性別で見ると、女性が3分の2と圧倒的に多い。23~28歳の消費者は各国の輸入商品を好み、韓国、日本、フランス、イタリアの商品を好む傾向は29~35歳の80年代生まれより強い。また、23~28歳の消費者と29~30歳の80年代生まれは海外通販の主力層である。
29~30歳の消費者はオランダやドイツの輸入商品を好む傾向にある。この2カ国の粉ミルクは安く品質がよいためだろうか。
23~28歳の消費者は輸入の化粧品、香水、メイク道具を好み、晩婚の年齢になったばかりの彼らにとって、輸入のおむつ、ケア用品、食品、ベビーカーも人気がある。しかし、調査によると、おかしなことに腕時計も人気があり、消費者の38%が輸入腕時計を購入したことがある。
29~30歳の80年代生まれの親たちを見ると、消費者の45%が輸入の粉ミルク、栄養補助食品、おやつを買ったことがある。
性別と購入する商品の傾向を合わせて見ると、男性消費者の11.6%が恋人や妻に服やレディース用品を購入しているが、最も人気がある商品は輸入腕時計である。
性別と商品の輸入国を合わせて見ると、女性購入者は韓国と日本の商品を好み、男性消費者はどこかの国に偏っているという傾向は見られない。酷暑に入ったばかりの5月は、4月と比べてメンズ服の販売が84%増加し、レディース服の3.2倍の伸びとなった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月13日