この日晋江では、第1期の投資額が370億元となる「福建省晋華メモリーチップ生産ラインプロジェクト」の工事が始まった。自主開発の世界級メモリーチップ産業チェーンの構築を目指したプロジェクトだ。2018年9月には月産で6万個のウェハーを生産できる規模になる予定である。稼働することになれば、中国のメモリーチップ産業の空白を埋めることになるだろう。
それより前、北京紫光グループ傘下の同方国芯は800億元の非公募債発行を発表した。メモリーチップ工場と関連産業チェーンの構築に投資する。武漢でも今年3月下旬、総投資額1600億元のメモリーチップ基地プロジェクトを東湖ハイテク産業地区で正式にスタートさせた。2020年までに月産30万個のウェハーを生産できる規模にする。ここから予測すると、この3社のメモリーチップ関連の投資総額は2700億元超となる。