フォーラムに出席した台湾TrendForceの科技研究課長の郭祚栄氏は取材に対し、海外企業は現在、メモリーチップ分野での資本輸出が減速しており、生産量も減少傾向にある。これは中国大陸企業にとってはチャンスだと述べる。
潤沢な資金と巨大な内需、内製化しはじめた国内集積回路産業の状況は、中国国内企業がメモリーチップ分野に進出するための大きな発展の土台となる。新たな情勢の中で中国国内企業がメモリーチップ産業を発展させるためには、単なる後追いではダメである。技術のオリジナリティと市場のイノベーションを重視すべきであり、長期的な準備をし、資金の持続的投入を確保するべきである。さらに重要なのは、自らの市場の特徴を基礎とした上で世界水準を目指すことだ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年7月19日