2016年第3回目の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議が、7月23-24日の日程で中国の四川省成都市で開かれた。会議は、財政部の楼継偉部長と中国人民銀行(中央銀行)の周小川総裁が、共同で議長を務めた。今回は9月に杭州で開くG20首脳会議の前の最後の財務相会議となる。会議では世界の経済情勢について話合われ、「力強く、持続可能で均衡ある成長に向けた枠組み」を目指す決意が確認された。国際金融、投資とインフラ、金融改革、国際税務協力、グリーン金融、気候資金、反テロ融資などの議題について、各アジェンダの主な成果を確認し、共同声明を採択した。
写真は、2016年第3回目となるG20財務相・中央銀行総裁会議の出席者の顔ぶれ。