第3に、大同小異で人類の利益共同体と運命共同体を構築すること。世界経済グローバル化の進展に伴い、各国間の交流と協力がさらに深化し、「あなたは私の、私はあなたの中にいる」状況がつくられた。こうした状況下で、G20サミットにおいて各国が、同船共済(お互いに協力し合って困難を乗り切ること)、同心協力(一致団結すること)、相互幇助(お互いに助け合うこと)をすれば、協力して現在の困難を克服することが可能だ。参加国は共同努力、統一認識、統一行動さえすれば、こうした困難を克服し、光り輝く未来へ向かうことができるだろう。
第4に、テロと共闘し、外交・政治的手段による国際紛争の解決を図ること。G20サミットは各国が非常に重視しており、テロ組織の撲滅に積極的に関与し、極端な勢力の一掃を目指す必要がある。世界・地域の紛争に対し、当事者による平和的協議を通じた解決と矛盾激化の防止を図り、地域の安穏と多国間協力につなげるべきだ。