中国のGDP算出方法改革は「世界に貢献」＝国連
中国のGDP算出方法改革は「世界に貢献」＝国連。
タグ： 中国GDP
発信時間： 2016-08-16 14:17:52 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
国際連合（UN）統計部、国際通貨基金（IMF）統計部門、世界銀行（WB）データ開発局の責任者は最近相次いで中国国家統計局へ書簡を送り、中国による国内総生産（GDP）算出方法改革について、「人に喜びを与える進歩」、「中国と他国のデータ比較可能性を高めた」と評価した。国連統計部のイヴォ・ハベング副部長は、この改革を「世界への貢献」と称えている。
●グローバルスタンダードと整合
中国国家統計局が7月に発表した新たなGDP算出方法では、全ての人に経済的利益をもたらす企業の研究開発費をGDPに算入する。この発表は世界的に大きな反響を引き起こした。イヴォ・ハベング氏は、「中国が研究開発費をGDPに算入する改革を実施したことは統計データの国際的な比較可能性を高めた。中国にプラスとなるだけでなく、世界にも貢献する」と話した。
清華大学国際情勢研究院の胡鞍鋼院長は、この改革が「シンボリックな事件」との見方を示した。中国の経済統計システムが最新のグローバルスタンダードに邁進する重要な一歩になると分析。今回の見直しを機に、中国が将来の世界経済システムでさらに比較可能性、有用性、信頼性のある経済データを提供し、中国経済運営の科学性、有効性、透明度の向上を強く支えることになるとみている。
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