横琴は2016年、新たな姿で世界の舞台に進出しようとしている。珠海市横琴新区工商行政管理局の『横琴新区2016年1−7月市場主体発展報告書』によると、自由貿易区の2015年の設立から2016年7月まで、横琴自由貿易区の商業主体登録数は2万2000社以上に達する。世界トップ500社のうち63社、国内トップ500投資プロジェクトのうち98件が入居済みもしくは交渉中で、建設中の82件の重点プロジェクトの投資総額は3200億元以上。業界関係者は、世界・国内トップ500社が横琴に殺到しており、2年前の前海のように将来が期待できるとしている。
トップ500社が入居、住宅価格が高騰
報告書によると、横琴新区の商業主体登録数は、7月時点で2万2000社以上に達する。産業集積度が上昇し、観光・レジャー産業、ハイテク産業などのハイエンド産業も、独特の強みを形成している。
注目すべきは、世界トップ500社のうち63社、国内トップ500投資プロジェクトのうち98件が横琴に入居済みか、もしくは交渉中である点だ。なぜ世界トップ500社は横琴を選んだのだろうか?これは他に類を見ない地理的なメリットが主因だ。横琴は珠江デルタの5大空港、7大港、9基の大橋により広東省・香港・マカオとつながり、世界資源とつながっている。ここは将来的に、世界経済の活気ある新たな舞台になる。
国内外のトップ500社が横琴に入居し、産業支援と高所得投資家を集めている。横琴で販売中の住宅の買い手は、トップ500社が中心だ。団地「華融・琴海湾」を例とすると、7月だけでも300組以上の見学者が訪れた。うち3割以上が大企業の取締役で、この比率は上昇を続けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月19日