・中国の入境観光客数、フランスの総人口に相当
「すべての就航先でPRする」これは三亜市観光委員会の、世界の観光客を集める新たな方針だ。2年連続の減少を経て、三亜市の今年上半期の入境観光客数は前年同期比13.63%増の延べ19万2000人に達し、国内重点観光市場の見どころの一つになった。
中国の今年上半期の入境観光客数は、前年同期比3.8%増の延べ6787万人で、フランスの総人口に相当する。上半期の国際観光収入は、5.3%増の570億ドル。
・中国の出境観光客数、イタリアの総人口に相当
「5900万人を超え、イタリアの総人口に相当する」これは国家観光客が発表した、中国の今年上半期の出境観光客数の規模だ。タイ、日本、韓国、ベトナム、ロシア、モルジブ、英国などでは、中国人が最多の外国人客となっている。
中国の出境旅行の成長率は上半期に低下したが、量の変化は質の変化に移り変わっている。中国の観光客は、消費アップグレードの段階に入っている。中・高所得層は全世界で高品質のサービスを受けようとしており、航空便、ホテル、食事、スケジュールのアップグレードが続いている。より質の高い観光商品への支出を増やしており、現地に浸透し現地人の生活を体験しようとしている。これにより中国人客はより尊重されるようになった。
中国観光研究院と携程旅遊集団は先ほど、上半期の中国出境観光報告書を発表した。携程旅遊集団の2億5000万人の会員、17億のダウンロード件数を誇るアプリのユーザーのビッグデータ分析によると、中国は出境観光客数と消費額の二冠王を維持し続ける見通しだ。これは世界の観光目的地にとって、深い意義を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月20日