ロボットコンサルタント、中国の投資市場を多様化

ロボットコンサルタント、中国の投資市場を多様化。 ロイター通信は17日、「ロボットの台頭:中国人投資家がロボットを投資コンサルタントに」と題した記事を掲載した…

タグ: 携帯アプリ,少額,中国,ロボット

発信時間: 2016-08-20 10:05:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ロイター通信は17日、「ロボットの台頭:中国人投資家がロボットを投資コンサルタントに」と題した記事を掲載した。要約は下記の通り。

馬さんは北京の銀行で担当者と数時間をかけ、財テクや投資の選択肢について話をするのに嫌気が差した。そこで彼女は「霊璣」と呼ばれる携帯アプリで、ポートフォリオの管理と自動決済を行っている。

低金利、国内の株式市場の低迷、不動産価格の圧力を受け、馬さんのような中国の少額投資家は自動化されたコンサルタントと取引ツール、いわゆるロボットコンサルタントを利用している。経済的で実益のある手段を探し、収益率を高め投資の提案を受けようとしている。

中国でロボットコンサルタントによる資産管理はまだ初期段階だ。しかし招商証券は、2020年には6兆元規模に膨れ上がると予想している。支持者は、ロボットコンサルタントは従来の資産管理費を下回り、一連の投資の提案と手段を提供し、中国の少額投資市場が必要とする多様化と規範化をもたらすとしている。

これまで中国の少額投資家は、自分が詳しい資産にしか投資していなかった。中国経済が10%以上の成長を維持していた当時、この手段は安定的で確実な収益を生みやすかった。しかし中国経済の成長減速、株式市場の変動、元安は、ロボットコンサルタントの多様化と、オーダーメイドモデルの需要を強く刺激した。スタンダードチャータード銀行とシティバンクで勤務していた鄭宇棟(音訳)氏は「これらすべての要素により、投資家が態度を変え、特定の資産だけの投資はもはや有利ではないと考え、投資先を多様化するようになった」と指摘した。

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2016年8月20日

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