「好」は主に経済運営の質が多少改善され、良好な要素が積み重ねられていることに現れている。上半期、中国の単位GDP当たりエネルギー消費は前年同期比5.2%減少した。これは中国経済の発展方式が多少改善されたことを意味する。PPIマイナス幅の縮小は市場環境の改善にプラスであり、企業の利益率の向上にもプラスだ。
だが世界経済と同様、中国経済も「難題」に直面している。世界経済の回復は期待に及ばず、貿易は低迷が続き、経済運営における不確定要素が増加している。中国経済も構造調整、モデル転換と高度化の重要な段階にあり、調整の「産みの痛み」が続き、実体経済の運営も比較的困難な状況にある。
「全体的に見て、国民経済の運営は平穏で、安定しつつ進展という趨勢に変化はない」と盛氏は述べた。(編集NA)
「人民網日本語版」2016年8月31日