中国国家統計局はこのほど8月の中・大都市(計70都市)の住宅販売価格の統計データを発表した。これをうけて国家統計局城市司(都市司)劉建偉シニア統計士が解説を行った。一財網が伝えた。
解説では前月比で価格が上昇した都市がやや増加したことが指摘されており、データによると、8月の中・大都市のうち、新築分譲住宅の価格が前月比で上昇したのは前月比13都市増の64都市で、中古住宅は6都市増の57都市とのことだ。横ばいの都市は前者が1都市減の2都市、後者が3都市減の4都市で、低下した都市は前者が4都市、後者が9都市。新築分譲住宅価格が前月比で上昇した64都市のうち、前月より伸び率が上昇したのは31都市で、1%以上が25都市。最高は5.6%。中古住宅価格が前月比で上昇した57都市のうち、前月より伸び率が上昇したのは30都市で、1%以上が18都市。最高は4.5%。都市別に見ると、一・二・三線都市の新築分譲住宅と中古住宅の価格の前月比の伸び率は、前月より上昇した。
また前年同月比で価格が上昇した都市がやや増加した。8月の中・大都市のうち、新築分譲住宅の価格が前年同月比で上昇したのは前月比4都市増の62都市、中古住宅は1都市増の53都市。横ばいの都市は前者が1都市増の2都市、後者が1都市増の1都市。低下した都市は前者が6都市、後者が16都市。都市別に見ると、一線都市の新築分譲住宅と中古住宅の価格の前年同月比の伸び率は、3カ月連続の低下後にやや上昇した。一方で二・三線都市は上昇を維持しているということだ。(編集YF)
「人民網日本語版」2016年9月20日