グレートサザン・シッピング・オーストラリア(GSS)のイマラ号がこのほど、中国山東省日照市の日照港に無事に停泊した。日照港では初となる遠洋航路、日照-オーストラリア航路が正式に開通したことになる。
日照-オーストラリア航路の運航は週1便。今のところ、中豪間では最速の定期コンテナ船だ。中継輸送の中豪航路に比べ、所要時間は7-10日以上短縮され、商品の輸送コストは顕著に低下する。同航路の開通は、日照市の「中豪産業パーク」建設発展の重要な足がかりとなる。今後は、欧州や中央アジアから日照へ陸送される貨物は同航路を通じてオーストラリアへ、オーストラリアからの貨物は日照を経由して中国北部や中央アジア、欧州、韓国、日本などの国と地域にスピーディーに輸送することができる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年9月28日