北京―東京フォーラム「東京コンセンサス」、経済貿易協力の強化訴える
北京―東京フォーラム「東京コンセンサス」、経済貿易協力の強化訴える。
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発信時間： 2016-09-30 15:01:57 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
日中の有識者でつくる第12回北京―東京フォーラムが28日、2日間の議論を終えて東京で閉幕した。
今フォーラムでは共同声明「東京コンセンサス」が採択され、◇対話と交流を深めることが、両国の未来や地域和平に極めて重要である、◇歴史を直視し、大勢に順応し、両国の国民の間に長期的な信頼関係を築くべく努力しなければならない、◇日中両国とも経済の構造調整期に入っており、経済貿易分野での協力強化が日中関係の安定に欠かせない、◇民間レベルでの対話は特殊な役割を果たすため重要であり、今後とも民間交流や民間協力を促していくーーとの合意に達した。
フォーラムには日中の有識者100人近くが出席し、様々な議題について熱い議論を交わした。中国側からは、中日友好協会会長で元国務委員の唐家璇氏が出席して、開幕式で基調演説を行ったほか、日本側からは、福田康夫元首相や岸田文雄外相らが出席して講演を行った。日本は臨時国会が開かれている時期にもかかわらず、国会議員10数名が出席、フォーラムを重視し期待する姿勢がうかがえた。
経済分科会では両国の民間協力をテーマに議論が展開された。識者らは、両国間の経済貿易の伸びが自国の経済成長を下回っているとして、経済モデルの転換と今後の長期的な成長に不利になると懸念を示した。
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