人民元がSDR構成通貨に、海外での利便性が向上

人民元がSDR構成通貨に、海外での利便性が向上。

タグ: SDR構成通貨,資産配分

発信時間: 2016-10-10 13:38:09 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

人民元は今月1日より正式に、国際通貨基金(IMF)の特別引き出し権(SDR)の構成通貨になった。人民元はこれにより、IMFの正式な準備通貨の一つになった。これは人民元への国際的な期待が高まり、より厳しい要求が突きつけられることを意味する。多くの中国人は今後、海外での人民元の使用がより便利になることに期待している。

実際には海外で人民元を使い、旅行や買物を自由に楽しむのは、現時点では非現実的だ。海外でのカード決済は便利になってきているが、人民元の現金をどこでも引き出し、使用できるわけではない。

専門家は、「SDR構成通貨になったあと、市場の人民元への期待感が高まる。人民元はより安定的で、広く受け入れられる通貨になる。人々が人民元建て資産の保有に自信を深めることで、資産規模縮小の圧力が弱まる。しかし海外の屋台で、人民元の現金で支払いを行うのは現実的ではない」と指摘した。

対外経貿大学の丁志傑校長補佐は「人民元がSDR構成通貨になったことで、国際市場での認知度と使用率が高まり、市場の人民元への自信が深まる。これはある程度、海外での人民元使用の支障を減らす。海外企業・個人の人民元に対する受け入れの程度も高まるだろう」と分析した。

一般人は今後、海外で買い物・観光・留学する際に、両替の規制が緩和され、手続きが便利になる可能性がある。例えばこれまで多くの国が人民元の直接両替に応じておらず、米ドルに両替してから現地の通貨に両替する必要があった。今後は人民元を現地の通貨に直接両替し、米ドルに両替する手間を省くことで、レート差による損失を減らすことができる。

人民元がSDR構成通貨になったことは、域外投資の需要を持つ人にとって朗報だ。北京の文化・メディア企業で働く劉氏は「域外で人民元建ての投融資を行えば、為替レート変動によるリスク管理がしやすくなる。また人民元の流動性が高まり、取引の手数料や資産管理コストが低下する。米国や欧州の株・債券への投資が、国内の投資と同じく便利になることを願う」と話した。

中国人は以前、海外で資産を保有するためには米ドルを使用する必要があった。国内の資産も国際性を持たなかった。しかし今後は世界での資産配分の選択肢と、海外投資のチャンスが増える。丁氏は「人民元が世界的に受け入れられるに伴い、中国人の国際的な資産配分の多元化の余地が広がる」と話した。

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