モトローラの携帯電話部門買収から2年近くが経ち、レノボが再びスリム化を図ろうとしている。9月27日、レノボは世界各地1000人弱の削減を発表した。その大部分がモトローラ部門である。レノボ関係者は取材に対し、今回のリストラは国内だけにとどまらないとした上で、レノボとモトローラの携帯電話部門の持続的成長戦略に関わる調整だと説明している。
リストラの過半数がモトローラ部門 9月27日、レノボが再び人員削減を発表した。海外メディアによると、レノボは世界規模でのリストラを検討している。現在、レノボは世界で55,000人の社員を抱えている。リストラ比率は全体の2%に満たないが、その大部分がモトローラ部門である。 2014年10月、レノボはグーグルからモトローラの携帯電話部門を買収した。2年後、モトローラの携帯電話部門では幹部の離職が続いた結果、モトローラは日増しにブランド力を落としていた。業界筋は、レノボのモトローラ買収は1+1=2以下の成果しか挙げていないと評している。 モトローラ社員に対するリストラは今回が初めてではない。2015年8月、レノボは組織改編の際にモトローラの社員500人をリストラしている。
スマホ業務で苦戦を続けるレノボ 今回のリストラの目的についてレノボは、モトローラの競争力を維持するためとしている。リストラ後には更なる組織構造の調整を行い、生産ラインの最適化を図る。同社は、モトローラの携帯電話部門本部は引き続きシカゴに置き、世界の研究開発の中心に据えることを表明している。 この2年、レノボのスマホは国際化路線を打ち出してきた。しかし業績は下降を続けてきた。2016年6月30日に発表された第1四半期の同社業績報告によると、世界に出荷されたスマホは1120万台、前年同期比で31%減だった。世界スマホ市場におけるレノボのシェアは、業界の初歩的な推測に基づけば1.5ポイントマイナスとなる3.2%に留まる。 国際調査会社であるIDCが発表した2016年第二四半期の世界スマホ販売統計データによると、サムスン、アップル、ファーウェイ、OPPO、vivoが上位5位を占めている。レノボは上位に入っていない。