中国、イトーヨーカドーや百盛が次々に閉店 業務スタイルの移行必須か

中国、イトーヨーカドーや百盛が次々に閉店 業務スタイルの移行必須か。

タグ: 中国市場

発信時間: 2016-10-14 16:25:24 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

初の外資系総合スーパーも巨額の赤字

イトーヨーカドーの店舗が北京で次々に閉店となっているのと同じく、外資系としては初の総合スーパーとなった百盛グループも、14年に東四環店を閉め、今回は太陽宮店を破格で売却。今月末に閉店となる。

実際には、百盛グループは9月に、「全額出資する中国の関連会社の全ての株式と関連の株主債権を売却する」と発表し、それからは「百盛が中国市場から完全撤退」との噂が絶えなくなっていた。

しかし、百盛(中国)の関連の責任者は、「当社は中国業務を売却したわけではなく、北京太陽宮店とその全ての関連の不動産を売却しただけ。『中国撤退』というのは誤解」とコメントしている。

百盛の太陽宮店は10年にオープンしてからこれまでずっと赤字が続いており、今回の売却で、実際に得た正味金額は約19億元(約285億円)と予想されている。そのお金は今後、ファションやレストランなどのブランド拡大に使われ、提供する商品とサービスを強化すると見られている。

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