従来の業務スタイルでは生き残れない?
北京工商大学商業経済研究所の洪涛所長によると、「12年以降、総合スーパーや一般的なスーパー、各種ブランドの専門店の閉店ラッシュが続いている」という。
洪所長によると、統計では、12-15年の4年間で、閉鎖した総合スーパーは138軒。16年上半期、単体の総合スーパーやショッピングセンター、2000平方メートル以上の大型スーパーなど22社が、計41店铺を閉めた。
小売業の閉店ラッシュとなっていることについて、洪所長は、「実際には、ネット通販という逆風が一番の原因ではない。もっと大きな要素として、まず、ビジネススタイルに問題がある。たくさんの店が同じ場所に集まり、同質化が深刻な問題となっている。また、コストも高い。家賃だけでなく、人件費も高騰している。加えて、税金の負担が大きく、客が銀行カードを利用した場合の手数料も他の業界に比べてはるかに高い。企業にとっては負担しきれない重荷となっている」と分析している。