▽速記者、建築作業員、配達員……みんな失業?
マイクロソフトの研究員がこのほど明らかにしたところによると、マイクロソフトの訓練を経たニュートラルネットワークは人間のように言葉を識別できるという。17日に発表された報告書では、マイクロソフトが研究開発を進める自動化システムと専門の速記者を競わせたところ、システムの誤差率が初めて人間を下回ったことを明らかにした。こうした情報は速記者に大いなる不安を感じさせるに違いない。
運転手、翻訳者、速記者はロボットに取って代わられる可能性があり、ほかにも建築作業員、配達員、保育士、銀行の事務員、電話の顧客対応サービス、倉庫管理者、レジ担当者、清掃員、販売員、会計担当者、金融関係者、製造業労働者、レストランの店員、行政機関の事務員、サービス担当者、音楽家、医師、看護士、教員、軍人、新聞記者などが職を失う恐れがある。米AP通信では記事の4分の1をロボット記者が書いているという。
ロボット時代が来れば、私たちはみな本当に仕事を失うことになるのだろうか。人類には何の取り柄もなくなるのだろうか。
ロボットは人類を単純な繰り返し作業の労働から解放してくれる。人はロボットの力を借りて自分の分析力や創造性を発揮し、作業の効率と質を高め、分析、評価、総括、創造など要求レベルの高い労働に精力を傾けることができるようになる。人とロボットの強い結びつきこそが未来の発展の方向性だ。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年10月22日