ドイツ中国商会は声明で、「ドイツは世界の主要輸出国として、長年に渡り貿易自由政策の恩恵を受けてきた。ドイツ政府の関連部門は中国に市場開放を呼びかけることができないばかりか、自国は市場行為に障壁を築いている。このような保護主義は、最終的にドイツや欧州経済に損害をもたらすことになる」と強調した。
ドイツの企業利益を代表するドイツ商工会議所連合会(DIHK)のエリック・シュヴァイツァー会長は、「ドイツ政府が海外投資家のやり方を規制することは、反対にドイツ経済に害を与えることになる」と批判した。
福建宏芯基金(FGC)は、「ドイツ経済省の決定による法的な影響を評価中だが、必ずしもこれで買収が中止になるわけではない」としている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年10月30日