長沙南駅-長沙黄花空港間18.55㎞を、リニアモーターカーがレールから8ミリ浮上し、弾丸のように地上すれすれで飛んでいく。10数分の急速移動を実現し、中国中部初の「空と鉄道の一体化」交通の中枢が完成した。
「中国人の独自設計、製造、施工」、「世界の同様のプロジェクトの中で、建設速度が最速、工事料金が最安、線路が最長」・・・誕生以来、中国製独自ブランドの長沙リニアモーターカーは注目を浴びてきた。
ドイツから導入した上海高速リニアモーターカーと比べ、中国中車株機公司と国防科技大学などが共同開発した長沙中低速リニアモーターカー(設計時速、最高100キロ)は、安全性が高く、騒音が小さい、旋回半径が小さく、登坂能力が高い、などの特徴があり、多くの項目で国際的な先端水準にある。「それは完全に低速鉄道技術の世界標準をクリアし、驚かされた」と、ドイツのリニアモーターカー専門家Meins氏は、長沙のリニアエクスプレスを視察後に語った。