(2)伝統的実物消費の拡大と高度化促進。
伝統的実物消費の高度化を重点に、製品の品質向上、製品供給のイノベーションと増加を通じ、消費の新たな需要を創出する。主な措置としては、◇自動車のブランドライセンスに関する単一モデルの打破、◇家庭用空気清浄器などのエネルギー効率に関する基準整備、◇省エネ環境保護技術製品の普及リスト制定、――など。
(3)消費市場の環境整備。
国民の消費に関する信頼感の強化、海外消費からの国内回帰を促し、便利で安心な消費環境を整備する。主な措置としては、◇日用消費財など生活物資の配送とコールドチェーンの物流能力向上、◇農産物市場と物流施設などの支援強化、◇国内外で販売する日用消費財の均質化、◇スマートハウス、生活サービス業の体系構築の推進、――など。
「意見」は、各地区、各部門に対して、指導の強化を要求。消費拡大とサービス業の発展が直面する新たな状況を研究し、問題解決を図るとともに、関連措置の策定と実施を急ぎ、各措置の実効性を確実に上げるよう求めた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年11月29日