中国オンライン旅行市場の「戦国時代」に終止符 市場拡大は続く
中国オンライン旅行市場の「戦国時代」に終止符 市場拡大は続く。
タグ： 中国旅行市場
発信時間： 2016-11-30 16:57:07 | チャイナネット | 編集者にメールを送る
国家旅遊局のまとめによると、2016年上半期に中国の旅行市場は着実に規模が拡大し、国内の旅行者数は前年同期比10.47％増の延べ22億3600万人となった。当期の旅行総収入は12.4％増の2兆2500億元に上った。iiMedia Researchによると、中国のオンライン旅行サイト利用者は2009年より安定的に増加しており、2016年上半期は1.54％増の2億6400万人に上った。
OTA市場は今後も安定成長を維持する見込みだ。企業は市場への新商品投入を強化するとともに、引き続き戦略的投資を継続する可能性が高い。激しい市場競争に向き合い、産業チェーンの統合を推進することが業界発展のカギとなる。
今回の携程旅行と去哪児の合併は、17年に渡る中国OTA市場の「戦国時代」に終止符を打ち、同業界が「価格戦」から脱出し「海外進出」へ向かうことを意味する。携程旅行は2015年に日本と韓国で旅行社を設立。2016年にはインドのOTA大手Make My Tripに出資。2016年10月には、海鴎旅遊、縦横集団、途風旅遊網と戦略的投資・協力で合意し、中国人観光客の米国旅行市場を共同で開拓する計画だ。
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