技術の成熟化に伴い、有機ELテレビの優勢が強まっている。
LGディスプレイ有機ELテレビ事業部社長の呂相徳氏によると、有機ELディスプレイの歩留まり率が80%以上で安定しており、かつ毎月10万枚以上の生産能力を確保している。同時に産業チェーンへの投資の継続により、2017年には生産能力が200万枚以上に、2018年にはさらに270万枚に達し、成長を維持する。また有機EL製品の品質は現在、一般家庭で17年使用しても何ら問題が生じない水準に達している。
さらに有機ELテレビの優勢により、その陣営が拡大している。ドイツの首都ベルリンで今年開催された見本市「IFA」で、有機ELテレビを展示した企業は昨年の5社から9社(中国の創維、長虹、欧州のフィリップス、メッツ、Grundig、Loewe、Vestel、日本のパナソニック、韓国のLG電子)に増加した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月2日