出荷台数8360万台 16年は中国ブランドのテレビが世界一になる見通し

出荷台数8360万台 16年は中国ブランドのテレビが世界一になる見通し。

タグ: 中国テレビ市場

発信時間: 2016-12-07 14:31:27 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中国の調査会社、群智諮詢(シグマインテル)はこのほど、2016年の中国ブランド(中国6大ブランドとLeTV(楽視))のカラーテレビ出荷台数は前年比15%増の8360万台に上るとの予測を示した。前年を1000万台上回る規模で、韓国ブランドを抜いて、初めて世界首位に躍り出る見通しだとしている。

これに対し、韓国ブランドは海外市場で伸び悩み、市場開拓も苦戦。16年の出荷台数は前年比で約3%低下する見通し。一方、注意したいのは、拡大が続き、競争が激化している中国国内市場に対し、海外の新興市場は未だ多くが液晶テレビの普及期にある点だ。

『毎日経済新聞』によると、これまで国内テレビメーカーなどを含む大方の予測では、国内カラーテレビ市場はここ数年、緩やかな拡大が続いていたが、年内に驚異的に伸びるがみられるとしていた。群智諮詢は、16年の中国6大ブランドとLeTV(楽視)を合わせた国内市場での出荷台数は前年比12.5%増の約5120万台に上ると予測した。

市場急拡大の理由について群智諮詢は次のように説明する。 「1つは、国内では概ね2008~13年の間に液晶テレビの普及期を迎えたため。当時は「家電下郷」と呼ばれる農村向けの家電販売促進策や、買い替え促進策、省エネ家電向け補助金制度の3つの政策が奏功し、消費者にブラウン管(CRT)の買い替えを促した。それから6年経ち、中国市場は今、本格的な液晶テレビの買い替え時期に入っている。あと、川上の液晶パネル価格の低迷で、テレビメーカーにとっては有利に働いたことだ」。

1   2    


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
中国網アプリをダンロード

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。