イノベーションが中国経済の新たな原動力に 「十三五」計画始動の年を振り返る

イノベーションが中国経済の新たな原動力に 「十三五」計画始動の年を振り返る。

タグ: 中国経済

発信時間: 2016-12-09 15:18:33 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

工信部の統計によると、今年に入ってから工業技術の改造にかかる投資は前年比で約13%増加。大型重要設備の独自開発では新たなブレークスルーが実現し、食品、産業用紡織品、スポーツ用多目的車(SUV)など、消費の高度化の流れに沿った産業は伸び続けている。

「これは供給側の構造改革推進にあたり、新旧エネルギーの転換が加速していること、モデル転換と高度化の成果が上がり始めていることを示す」。工信部の張峰チーフエンジニアは「イノベーション主導による産業構造調整の発展推進は、必然の流れだ」と指摘する。

イノベーションが経済発展の新たなエンジンとするなら、改革は必要不可欠な点火装置だ。「十三五」計画始動の年に、中国は改革とイノベーションを両輪とし、制度上の障碍を取り除き、豊かさを求めて船出した。

行政審査項目の削減、投資審査事項の大幅縮小、「インターネット+政府サービス」など管理監督モデルのイノベーション。商事制度改革の深化、「三証合一」登記制度改革の全面実施を踏まえた、「五証合一、一照一碼」の登記制度始動。投融資制度改革の推進、投資審査方式の改善、――。

今年に入ってから、改革の推進に伴い、創新創業が活発になっている。1-10月に全国で新たに登録された企業は前年同期比28.9%増加した。1日当たり平均1万4600社が誕生し、商事制度改革始まって以来の創業ブームとなっている。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2016年12月9日

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