プロジェクトの入札に、中国、日本、スペイン、ドイツなど各国の鉄道企業が意欲をみせる。だがシンガポールもマレーシアもまだ入札プロセスの詳細を大々的に明らかにしてはいない。シンガポールのリー・シェンロン首相は13日に取材に答えた際、「私の知るところでは、たくさんの企業が入札に意欲を示しており、入札は相当激しいものになるだろう」と述べた。マレーシア側は、応札者が提出する資金調達プランが評価の対象になると明かす。プロジェクトの完成予定までまだ10年あり、張准教授は、「高速鉄道プロジェクトは中国鉄道企業にとって巨大な投資チャンスを内包しており、『一帯一路』(the belt and road)建設の東南アジアにおける未来図をよりはっきりしたものにもする」との見方を示した。(編集KS)
「人民網日本語版」2016年12月21日