中国経済の2016年、発展の奇跡を振り返る

中国経済の2016年、発展の奇跡を振り返る。

タグ: 経済 統計局 供給側 構造改革

発信時間: 2016-12-31 13:46:19 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

第13次五カ年計画(2016−20年)の初年度である2016年が、間もなく過ぎ去ろうとしている。この一年を振り返ると、中国経済は日一日と成長したと言える。

中国国家統計局が27日に発表した工業企業財務データによると、一定規模以上工業企業の1−11月の利益は前年同期比9.4%増で、1−10月を0.8ポイント上回った。うち11月は14.5%で、10月を4.7ポイント上回った。これは供給側の構造改革を主軸とする2016年の経済活動が、安定的に前進という基調を示したことを意味する。過剰生産能力の削減、脱レバレッジ、コスト引き下げの効果が現れ、経済が安定的に好転している。

専門家は「供給側の構造改革の深化に伴い、工業構造が改善を続け、新たな成長の原動力が絶えず蓄積され、工業企業の効果・利益が安定成長する見通しだ」と分析した。これは中国の経済発展のファンダメンタルズだ。経済活動情勢の変化、工業企業の構造調整、効果・利益の増加が、紛れもなくその証拠だ。供給側の構造改革の深化は、中国の工業企業に「減らすべきものは減らし、増やすべきものは増やす」という根本的な変化をもたらした。これは経済発展の速度と質の向上が、構造改革の道を歩まなければならないことを説明している。事実は中国が正しく選択し、正しく行い、成果を手にしたことを証明している。

最も注目されている東北三省の経済発展問題についても、2016年にさらなる進展があった。遼寧省、吉林省、黒竜江省はいずれも工業の優位性と豊富な自然資源を持ち、中国の設備製造拠点となっている。ところが経済が「新常態(ニューノーマル)」を迎えるにつれ、東北地区の経済が遅れを取り、大きな難題と課題に直面した。従来の原動力がペースを落とすなか、東北三省は供給側の革新に取り組んだ。情報技術と知識革新を中心とする新たな経済力が、東北地区の地上で力強く台頭・振興し、ついに新たな局面を切り開く歩みを開始した。これは国内外の人々の印象を変える事実になった。

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