中国商務部は関連部門と共同でこのほど「電子商取引の『十三五(第13次5カ年計画、2016-2020年)』発展計画」(以下、計画)を発表した。
商務部の沈丹陽報道官は「計画」について、「電子商取引(EC)が国民経済と社会発展の各領域に全面的に浸透し、経済成長と新旧の原動力転換の要となる」という発展目標を提起、「2020年をメドに電子商取引の取引額40兆元、ネット通販の売上総額10兆元、関連産業の従事者5000万人を目指す」と述べた。
「計画」は電子商取引「十三五」計画の枠組みとなる体系を構築し、5項目の課題を提起した。具体的には、【1】電子商取引の質的向上の加速、【2】電子商取引と既存産業の融合推進、【3】電子商取引の生産要素市場の発展、【4】電子商取引の生活サービス体系の整備、【5】電子商取引のガバナンス環境の整備、――など。