鄭州国際陸港開発建設有限公司は先ごろ、中国と欧州を結ぶ貨物列車の中欧班列(鄭州)が、2016年度目標運行本数の200本を上回ったと発表した。運行総数は251本(往路137本、復路114本)、貨物総額は12億6700万米ドル、貨物総重量は12万8600トンに上った。2013年7月18日の始発運行以降、中欧班列(鄭州)の累計運行本数は507本(往路327本、復路180本)、貨物総額は24億6100万米ドル、貨物総重量は23万7100トンとなった。
貨物輸送総量、貨物品種、協力パートナー、業務範囲、往復本数などの総合力において、中欧班列(鄭州)は中国から運行された全ての中欧班列のなかでトップを保った。鄭州国際陸港開発建設の鄧文静副総経理は、2017年の中欧班列(鄭州)の運行頻度を毎週「往路4本、復路4本」に増やし、年間で300本とする計画を明らかにした。同時に、運行の質を上げ、1本当たり所要時間を片道11-12日間とすることで、現代総合交通ターミナルとしての鄭州の優位性を強化する。「鄭州国際陸港公司は今後も、中欧班列(鄭州)の運行ルートや中央アジア、ロシア、欧州に広がる業務ネットワークを通じ、クロスボーダー電子商取引、自動車輸入、コールドチェーン物流、国際貿易を深く広く展開したい」と述べている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年1月3日