経済発展が「新常態」の中、中国経済は、消費需要の持続的成長や消費構造の急速なレベルアップ、消費の経済牽引力の大幅なアップ、という重要段階に入っており、2017年の最終消費支出額は前年比9.0%増の42兆8369億元が見込まれている。
輸出については、中国の6.5%成長、世界経済の回復トレンドの弱さ、人民元の小幅な値下がりという環境下、中国の総輸出入額は依然としてマイナス成長を予測。ただ2016年よりはわずかに良くなるとし、2017年の輸出入総額は3兆5300億ドルと前年比5%減。そのうち輸出は2兆ドルと6.1%減。輸入は1兆5300億ドルと3.5%減。貿易黒字は4717億ドルを見込む。
2017年のGDP成長率が6.7%という楽観的予想の下では、2016年の中国の輸出・輸入は基準シナリオに比べそれぞれ2.2ポイント、2.9ポイント上昇し、人民元の値下がりという悲観的予想の下では、それぞれ3.0ポイント、2.8ポイント低下する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月6日