海外M&Aの主な投資先を見ると、中国企業は依然として欧米先進国で最先端のIT技術やプラットフォーム、ブランド、成熟した消費者市場を投資対象としている。同時に、地理的優位性や“一帯一路”戦略の影響から、アジアも新興投資先として注目される地域の1つになっている。
今後の展望についてPwCは、2017年の中国企業の海外M&Aは2016年よりやや減速するとはいえ、2018年には再び過去最高を更新すると予測する。中長期的に見ると、中国企業の海外投資が継続して活発化する可能性が高いとみている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年1月13日