2016年の中国自動車市場は回復的な成長ぶりをみせた。工業・情報化部(省)がこのほど発表した2016年の全国自動車工業経済運営状況によると、国産ブランド乗用車の販売量は1052万9千台に上り、前年比20.5%増加した。国産ブランド車の販売量が1千万台を超えたのは初めてで、自動車販売量全体の43.2%を占め、割合は前年比2ポイント上昇した。
中国自動車工業協会がまとめた統計では、16年の自動車生産量は2811万9千台で同14.5%増加し、増加率は前年を11.2ポイント上回った。販売量は2802万8千台で同13.7%増加し、増加率は前年を9.0ポイント上回った。中国は8年連続で世界一の自動車販売市場になった。
昨年の乗用車の生産量は2442万1千台で同15.5%増加し、増加率は自動車全体を1.0ポイント上回った。販売量は2437万7千台で同14.9%増加し、増加率は自動車全体を1.2ポイント上回った。乗用車の急速な伸びは生産販売に大きく貢献しており、生産量への貢献度は92.3%、販売量への貢献度は94.1%に達した。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年1月19日