注目されるのは、2017年1月1月より、中国・オーストラリア自由貿易協定(FTA)が3回目の関税引き下げを行い、中国の企業と大勢の消費者が減税の恩恵を一層受けられるようになったことだ。商務部(商務省)の孫継文報道官は、「輸入に関しては、牛肉とヒツジ肉、シーフード、乳製品、ナッツ類、果物、ワインといったオーストラリアから輸入される食品の一部について関税がさらに引き下げられ、消費者はより多く恩恵を被るようになった」と話す。
また便利になった海外通信販売や効率のアップした物流により、伝統的な輸入食品であるワインや果物がより速く食卓に上るようになっただけでなく、これまでは買うチャンスのなかった「新商品」も酉年の春節に華々しく登場した。海外通販プラットフォームで「エビ」と検索すると、検索結果には「中南米産エビ」、「カナダ産エビ」、「オーストラリア産エビ」、「ベトナム産エビ」などがずらりと並ぶほか、エクアドルやマダガスカルから輸入されたエビも登場する。(編集KS)
「人民網日本語版」2017年2月7日