取引量の減少は予想どおりの「正常な動き」
先週の北京の商品住宅の取引量は246件、面積で2.92万平方メートルと、前年同期比39.3%減少した。上海では同264件、2.62万平方メートル、前月比64.0%減、前年同期比90.5%減だった。
中国銀行国際アナリストは「前月比で減少が大きかったのは春節の影響による。30都市をみると前年同期比27%減少した」と指摘する
注目すべき点として、春節前後に中央銀行はMLFとリバースレポ金利を10ポイント引き上げ、市場に金融政策の引き締めシグナルを送った。その結果、人気都市の銀行は住宅ローン金利の引き上げに動き、貸し出し量も厳格にコントロール。当局の反バブル・レバレッジ・オフの決意を示す形となった。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年2月13日