カラコルム・ハイウェイ(中国–パキスタン国際道路)のバージョンアップ改良二期工事(ターコット–ハヴェリアン区間)、ペシャワール–カラチ高速道路(サッカル–ムルターン区間)、ラホール都市軌道交通オレンジラインプロジェクトがそれぞれ着工した。サヒワル石炭火力発電所など10プロジェクトの工事も次々にスタートし、総設備容量は730万キロワットに達する。グワーダル港の建設も積極的な進展を遂げている。近隣の港湾地区における25ヘクタールのグワーダル自由区スタートエリアはインフラ建設が全面的に終わり、企業誘致や資本導入の動きが緩やかに進められている。
パンジャーブ州のシャハバーズ・シャリーフ州首相はこのほど、「CPECはパキスタンの経済社会の発展を全面的に牽引し、現地の人々の生活の改善に重要な貢献をしている。CPECは海外の対パキスタン投資の扉を開いた。パキスタンの人々はこのプロジェクトに幅広く参加する中で恩恵を受けることになるだろう」との見方を示した。
2016年11月19日、「友好を深める会」の発足式に出席したパキスタンからの来賓たちがメッセージボードに友好と祝福の言葉を書き付けているところ。(撮影:徐偉)