中国企業、ベトナム初のメトロ建設を急ぐ

中国企業、ベトナム初のメトロ建設を急ぐ。

タグ: 中国企業

発信時間: 2017-02-27 14:28:14 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

中鉄六局の海外エンジニアリング部門、海外工程分公司の唐紅総経理は、「ベトナム初のメトロとあって人々の関心も非常に高い。ハイフォン港からハノイまで車両が搬送される間も報道陣からひっきりなしに取材を受けたほどだ。この路線が開通すれば、ハノイ市内の交通渋滞は大きく緩和されるうえ、中国とベトナムの友好のシンボルにもなると期待される」と述べた。

800万人近い人口を抱えるハノイ市では急速に都市化が進み、慢性的な交通渋滞が発生している。朝晩のラッシュ時ともなると自動車やオートバイのノロノロ運転が延々と続き、排気ガスによる深刻な大気汚染が問題となっている。ベトナムのチン・ディン・ズン副首相も先ごろ、ハノイ都市鉄道を視察した際、「ベトナムの一部の大都市では深刻な交通渋滞が発生しており、経済発展と人々の暮らしに大きな影響をもたらしている」と懸念を示したほどだ。

カットリンとハドンを結ぶ2A号線の全長は13.5kmで、すべて高架駅となっている。ベトナムの初の都市鉄道とあって人々の関心は非常に高く、2015年に車両モデルが一般公開された際には、来場者は1万人以上に上り、様々な要望や意見が寄せられたほどだ。ラーケー駅の近くに住む市民は本紙の取材に、「今まではテレビでしかメトロを見たことがありませんでしたが、開通したら、速くて便利で環境にもやさしいという鉄道に一番乗りしてみたいです」と期待感を示した。

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