1日付フィナンシャル・タイムズは「中国経済が好発進、リスク管理の余地を生む」と題した記事で、インフラ整備の面から中国経済の勢いを分析し「力強いインフラ整備状況、予想を上回る輸出は、経済好転の予兆だ。習近平総書記は中央財経指導チーム第15回会議でリスク管理を強調し、住宅は投機ではなく住むためのものだとした上で、監督管理の不備を直ちに補い、違法行為を断固撲滅すると表明した。過去10年間の道路・鉄道・電力・水利プロジェクトによる経済成長で、中国の姿が大きく変わった。アジア開発銀行は最近の報告書で、中国がインフラ整備でその他の低・中所得国を大きく上回っていると評価した」と報じた。
中国の国民生活の改善と製造業の発展についても、海外メディアは感嘆の声を漏らしている。ブラジルで発行部数最大のサンパウロ新聞は「中国の給与所得者の所得が増加しているが、これは中国が国民生活水準の向上で進展を実現したことを意味している。中国は労働生産性が高く、巨大な国内市場を持つことから、製造業への投資は将来性が高い。中国の関連業界は2020年までに、世界市場の20%のシェアを占めるようになるだろう。これは北米と欧州の割合に相当する。このシェアはインドの4.8%、ブラジルの3.3%を大きく上回るため、製造メーカーの中国進出に有利だ」と分析した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月3日