11の高水準自由貿易試験区を建設
政府活動報告の中で、「2017年に11の高水準自由貿易試験区を建設し、成熟した経験を全面的に広めていく」ことが提起された。商務部発表のデータによると、上海、広東、天津、福建の4つの既存自由貿易試験区でネガティブリスト管理モデルが実施され、これまでにネガティブリストの項目が1/3以上圧縮された。電気通信付加価値サービス、新エネルギー、電気自動車電池、ガソリンスタンドの建設・経営などの分野の参入基準がより一層引き下げられた。こういった一連の経験が2016年の自由貿易試験区第3弾に複製、応用された。
政府活動報告で強調されたように、中国の開放の扉がますます開かれたものとなり、中国は必ず世界で最も魅力のある外資投資目的地になる。国連貿易開発会議(unctad)が先般発表したレポートによると、在中米国商工会議所、在中EU商工会議所、日本貿易振興会などの機関の調査研究データが、相当な割合の外資系企業が在中投資を拡大する計画があることを裏付けている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2017年3月6日