記者会見会場
第12期全国人民代表大会第5回会議プレスセンターは3月9日午後、メディアセンターの多機能ホールで記者会見を開き、中国国務院国有資産監督管理委員会(国資委)の肖亜慶主任、張喜武副主任、黄丹華副主任と副秘書長・報道官の彭華崗氏が、「国有企業改革」について内外の記者の質問に答えた。
肖亜慶主任は、「どのように中央企業の海外投資と合併・買収の監督管理を強化し、国有資産の損失を防ぐか」という『中国網』記者による質問に対し、以下のように答えた。
中央企業(中央政府直属の国有企業)は「走出去(海外進出)」において終始中心的な存在であり、習近平国家主席が重要講話で何度も触れた「走出去」に関する指示や要求を率先して実行している。
「一帯一路」と「走出去」という大きな戦略のなかで、中央企業はたくさんの事業を展開してきた。中央企業自体も「走出去」を通じて2種類の資源と2つの市場を十分に利用し、経営国際化を拡大している。中央企業は法人単位でみると、企業法人9112社が約185カ国・地域において投資・運営を手がけている。