駐シカゴ総領事館総領事の洪磊氏は起工式後のインタビューで「これは中国の対米投資の新たな特徴で、現地の雇用機会と税収を創出する。中米両国の経済・貿易協力の、互恵・ウィンウィンの鮮明な特徴を示している」と話した。
洪氏は「同社の工場建設は、中国企業の米国中西部への投資が、始まったばかりであることを示している。中国企業は過去15年間で、米国中西部で130億ドル弱を投資し、3万人弱の雇用を創出した。米国中西部の製造業は再興中で、中国の資本には活力があり、大きな強みがある。中西部への投資で、互恵・ウィンウィンを実現することに期待している」と述べた。
記者の調べによると、同社は2016年3月にシカゴから846両、金額にして13億ドルの地下鉄車両プロジェクトを受注した。また現地で工場を建設することで、地下鉄車両の6割以上を現地生産する。「メイド・イン・チャイナ」のシカゴの地下鉄には、米国の血統が備わる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2017年3月22日